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「無限の可能性を広げてくれる

 魔法のアイテム」

Vol.8

スパイス料理研究家

「スパイス」

印度 カリー子 さん

ここちよく生きる。あなたが輝く。
ラインアート シャルマン 15 周年 特別インタビュー企画

15th Anniversary LineArt CHARMANT

かがやきに充ちている人の傍らには、きっと最高の相棒が存在します。

素晴らしい相棒と一体になった時、人はどこまでも輝ける。

ラインアート シャルマンも、人に寄り添い、その人をより輝かせる“相棒”でありたい。

さまざまな分野で活躍するプロフェッショナル15人のお話から

“相棒”との一体感がもたらす、かがやきの秘密を紐解きます。

かがやきに充ちている人、そのひとのそばには、きっと最高のバディ達がいます。最適な相棒と一体になった時、ひとはどこまでも輝ける。ラインアートの想いも、そこにあります。人によりそい、輝きを増したい。

様々な分野で活躍するプロフェッショナル15 人にお話を伺いながら、一体感がもたらす奇跡と、かがやきの秘密を紐解いていきます。

ここちよさと生きる。あなたが輝く。
ラインアート シャルマン 15 周年
特別インタビュー企画

Vol.8

スパイス料理研究家

「スパイス」

印度 カリー子 さん

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- 理系女子が出会ったスパイスカレーの魅力

小学校1年生の頃からお母様とともにキッチンに立っていたという印度カリー子さん。

「母がいない時も、材料さえあれば一人で料理をしていました。たとえば、焼きそば。麺と玉ねぎと豚肉という素材が、フライパンの中で混ぜ合わせることで全く別の美味しい味になるのが面白くて。ケーキだってそうですよね?小麦粉に卵にバターに砂糖。決められた配合でミックスして焼くと元の素材とは別の味が生まれます。スパイスは、その最たるものなのかもしれません」。

文系の科目が苦手で、大学では物理学科に進学。初めてスパイスカレーをつくったのは、そんな大学1年生の冬のことだった。

「まだスーパーにスパイスが揃っていない時代でしたからアジア系の食材専門店まで買いに行き、いつものキッチンで姉のためにつくったら、めちゃめちゃ美味しくできたんです。でも当時は簡単でわかりやすいスパイスカレーのレシピがなくて。たくさんのレシピを読みあさり、アレンジ的なスパイスや材料を除いて必要な材料だけをピックアップし、自分でつくり上げたシンプルなレシピをブログなどで発信するようになりました。それまで趣味も将来の夢もなく、大学生活でもサークルにもアルバイトにも打ち込めなかったのですが、誰も手がけていなかったレシピの発信には、きっと広がるはずという予感と、広めなければ、という使命感のようなものがありました」。

- スパイスの伝道師になるための努力と戦略

大学3年生で最初のスパイスセットを発売。これさえあれば簡単につくれると初めてスパイスカレーに取り組む人が増えた。

大学卒業後は東京大学の大学院で、農学生命科学の研究に携わる。

「このまま関係のないことを勉強して関係のない仕事に就くよりも、スパイスに関わっていきたいと考えて選択しました。農学部というと農業をイメージされる方もあるかもしれませんが、現代の農学部はコーヒー豆のカフェインとか、ワインの原料であるブドウのポリフェノールとか、植物の機能性の研究が進んでいます。私は植物から生まれるスパイスの効能について研究していました」。

テレビや雑誌からの出演やレシピ本出版のオファーが相次いだのには、現役の女子大生、東大生であることや、本名でなく印度カリー子というキャッチーな名前を名乗ったことも一助となったのだろうか。

「特にカレーが好きなわけでも料理が趣味なわけでもなく、可能性がありすぎるスパイスの魅力を広めている人がいないなら、私がやらない手はない、という気持ちでした。カレーは重い、カロリーが高いというならそうでないレシピを、大鍋でないとつくれないと思っているなら一人前のレシピを。やりたいから、というよりも世の中にないからつくり、広めて、現在に至っています」。

日本人にとってカレーは国民食というべきメニュー。最近はスパイスを使ったインドカレーもメジャーなものになってきた。

「スパイスが好きでない人は世界的にいないと思うんです。昔からアジアだけではなく、ヨーロッパの人々もマンネリ化していた食事に変化をつけるために胡椒やナツメグなどのスパイスを使っていました。日本に胡椒が入ってきたのは明治維新の頃ですが、それは肉食の文化が入ってきた時期でもあります。これは想像ですが、臭みをマスキングして肉を美味しく食べるためにカレー粉をはじめとしたスパイスが使われるようになったのかもしれませんね。無限の組み合わせで人間の知的好奇心を刺激し、美味しさを生み出します。もはや日本の国民食となったルゥのカレーに続いてスパイスカレーを日本の家庭料理にすることが私の目標です」。

印度カリー子さんの“相棒”であるスパイスの、ほんの一部。「それぞれの香りに自然と笑顔になる魔法のアイテムです」。左手前はシナモンの葉を乾燥させたベイリーフ。

今回着用したメガネはソロ コレクションのXL11303 DB。ミニマルなラウンドシェイプに、フロントのデミブラウンが程よいアクセントとなっている。

- インドでの出会いや発見が新しいレシピに

今、マイブームとなっているスパイスは、ナツメグ。

「スターアニス(八角)もめちゃめちゃ好きですし、ウーシャンフェン(五香粉)の香りも小さい頃から好きでした。スターアニスはバターチキンカレーやビリヤニに加えると一気に香りが良くなります 」。

初心者が最初に手に入れるなら、おすすめのスパイスは?

「クミンはどうでしょう?カレー以外でも肉を炒める時などに塩胡椒を塩とクミンに置き換えると新しい味になりますよ」。

スパイスカレーの聖地であるインドには、大学時代から幾度となく足を運んできた。

「市場やスーパーから現地のお宅の台所にまで、いつも新しい発見があります。それに、インドで食べるカレーはどれも本当に美味しいんです。アレンジしてオリジナルのレシピを開発するためには定番、王道、原点を知ることが必要。万人が美味しいと感じるレシピはたくさんの情報の重なっている部分にあるといつも考えています」。

インドで、そして日本で、手放すことができないのが、メガネ。

「小学校の頃から近眼で、メガネは小3からかけています。今までに15本以上、かけ替えて来たでしょうか。視力が低いのでレンズが厚くなり、メガネをかけると目が小さく見えてしまうのが悩みだったのですが、シャルマン 銀座並木通りでブリッジの長さを選べ、レンズの厚みも抑えた強度近視用メガネを薦めていただき、これからは快適に過ごせそうです」。

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- スパイスもメガネもキーワードは“配合”?

今回の撮影で印度カリー子さんがセレクトしたのは、余計な装飾を削ぎ落としたラウンドシェイプのメガネ。

「シンプルなデザインとデミブラウンの色味が気に入って選んだのですが、かけた時の軽さに驚きました」。

ラインアート シャルマンでは、しなやかなフィット感を実現するために8年の歳月をかけて「エクセレンスチタン」を開発。バネ性のある独自の素材が生み出すかけ心地により、実際の重量だけでなく、他のメガネでは得られない軽やかさをも感じることができる。

「独自のチタンを配合するとなると、どんな素材をどのくらい配合しているのか気になります。研究者の方が真実に近づくために実験を繰り返し、ベストな配合を見つけた時の喜びはたまらないものだったのではないでしょうか。私は両親も姉もメガネですし、料理をする時もメガネは欠かせないので、軽くてフィット感のあるメガネはありがたいです。メガネを外すと外したメガネがどこにあるかわからなくなってしまうことがよくあるので、次は“ここにあります”と喋ってくれるメガネを開発していただけたら嬉しいですね(笑)」。

あれば嬉しいのにどこにもなかったレシピを開発し、今までなかったものをつくり続けたいという思いを抱き続けている印度カリー子さん。

「スパイスに興味を持ってくださるのは30〜50代くらいの方が主なのですが、これからはもっと若い方、何なら小学生にもスパイスの楽しみを広げられたらと思っています。レシピの発信は本が多かったですが、YouTubeもはじめましたし、もっとエンタメ的な要素も取り入れていきたいですね」。

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印度カリー子さんにとって、スパイスとは

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印度カリー子さんにとってのスパイスが生きる楽しみをもたらす “相棒”であるように、ラインアート シャルマンはこれからも、すべての人に寄り添い、その人生を輝かせるパートナーを目指していく。

Photos:Yoshihito Sasaguchi(SIGNO)

Hair&Make-up:Kenya Tadatomo

Styling:Kyoko Takahashi

Realization:Tomoko Shimizui

INFORMATION

「おのこりスパイス5種でリピ決定おかず: もう余らせない!」
印度カリー子著 主婦と生活社

普段の料理に余っているスパイスを美味しく使い切るレシピを集めたレシピ本。相性の良い食材やスパイスの使いこなすコツがわかり、キッチンに残ったスパイスを使い切るだけでなく、日常的にスパイスを使いこなせるようになる。

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ショート金髪を持つ女性

PROFILE

1996年生まれ、仙台出身。スパイス初心者のための専門店 香林館(株)代表取締役。2019年3月 早稲田大学先進理工学部応用物理学科卒業。2021年3月東京大学大学院農学生命科学研究科修了。「スパイスカレーをおうちでもっと手軽に」をモットーに、初心者のためのオリジナルスパイスセットの開発・販売をする他、レシピ本執筆、大手企業と商品開発・マーケティング、コンサルティングなど幅広く活動。全18作の著書の累計発行部数は40万部超(2024年9月現在)。Forbes JAPAN 30 under 30「世界を変える30歳未満の30人 」2021 受賞。JCI JAPAN TOYP2022 日本青年会議所 会頭特別賞 受賞。

印度カリー子

Indo CurryKo

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人生。それは素晴らしい舞台。

時に絵のように、時に詩のように、

時に音楽のように。

 

豊かな彩りをもたらすのは

より心地よい日々。

 

15周年を迎えたラインアート シャルマンは、

これからも

いつまでもかけていたくなる心地よさと

一人ひとりを彩る美しさで

あなたの毎日を満たし、さらに輝かせます。

15th Anniversary LineArt CHARMANT

いつまでもかけていたくなる心地よさと、一人ひとりを彩る美しさで

あなたの毎日を満たし、さらに輝かせます。

ラインアート シャルマン 15 周年。

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